『社会貢献活動に関心がないのは、冷たい人間?』
〜「しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福岡」の事例から考える〜

 

「しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福岡」の事例から考える、
ある寒い晩、居酒屋にてSBB代表の東と家業を継いだ先輩との会話。

 

先輩
東君から社会貢献活動の話は聞くけど、自分はあまり関心がないわ。俺って冷たい人間なんかな?


え?全然関係ないですよ。普通のことです。無理やり関心を向ける必要もないですし。
うちの父親が生きている時に「何度も社会貢献活動を一緒にしよう!」と誘いましたけど、父親は全く興味がなかったですよ。むしろ親父は「お前は社会貢献活動ばかりして、食べていけるんか?」と心配していました。

先輩
心配するのも分かるわ。俺はまだ社会貢献活動はしなくていいかな。自分の会社の経営が落ち着いて、人生の終盤になれば考えるわ。それにしても社会貢献活動って、どんなモチベーションでしてるの?お金持ちの人はみんな寄付とかしてるの?


いや、そんな訳ないですよ。有り余るお金持ちの人でも、社会に寄付できる人は2割ぐらいと思っています。寄付にも色んな動機があります。

① 社会のために何かしたい。
② 自分の生きた痕跡を残したい。
③ 節税対策のために、財団や社団を作りたい、みたいに。

理由はどうであれ、頑張っている人やNPOにお金が循環するのは嬉しいです。
社会貢献しないといけない、なんて考えなくてもいいですよ。自分の心が気持ち良いかどうかです。

ところで、先輩は小さい時に近所のおじさんやおばさんにご飯食べさせてもらったり、遊びに連れて行ってもらったことはありますか?

先輩
あるよ。うち、家業してるやろ。家に帰っても両親が働いていたから、家に居なかってん。だから学校帰りに近所のおばさんの家に行ってた。そこで毎日お菓子食べさせてもらってね。親戚でもないただの近所のおばさんの家。兄はいたけど、年が離れていたから家にいなかったし。そこのおじさんが、たまに釣りに連れていってくれるんよ。釣った川魚を焼いて食べるのが美味しかった。おかげで兄は魚を食べるのが苦手やけど、自分だけ魚を食べれるようになったわ。


そう、そんな感じです。

先輩
ん?なにが?


NPOの中には子どもの居場所支援をしている団体があるんです。先輩のように近所におばさんがいたらいいですけど、このご時世、あんまり親密な近所づきあいって、ないじゃないですか。

ほかには、ひとり親の子どもたちは色々な体験をする機会が少ないんです。親は忙しくて子どもを遊びに連れていけないし、旅行になると費用もかかります。そこでNPOが親に代わって子どもたちを日帰りでキャンプに連れて行ったり、遊園地なんかに連れて行ったりして、子どもたちに体験を提供しています。大人からしたら些細なイベントでも、子どもにとってみたら、大人になってからも思い出に残っています。

先輩
たしかに近所のおじさんと釣りに行った川も家から近所やったけど、記憶に残ってる。
いい思い出やわ。東君はそんな手伝いしてるの?


去年一緒にメガネのプロジェクトをした福岡のNPO「しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福岡」に日頃の感謝の気持ちとして、使い道を指定せずに20万円を寄付したんです。そうすると代表の大戸さんは、ひとり親家庭の子どもたちに日帰りキャンプを開催したんです。後日その団体から写真や親や子どもの感想が届いたんです。予想もしてなかったから、嬉しかったですよ。これがNPOから届いた写真と手紙の内容です(PCを開く)。

先輩
どれ、見せて!見せて!
(先輩が声に出して読み始める)

 


 

~感謝の手紙~

母親A
子どもが「また行きたい」と言っていました。母親が出来ることって限られているので、こんな野山遊びを一緒にしていただいただけで、感謝感謝です!!

子どもA
薪を拾いに行って、ご飯を炊いたのが楽しかった。

 

母親B
いつもであれば見ていてハラハラするであろう遊びをプロの方々に見守っていただきながら子ども達が自由に思う存分楽しめる時間をつくっていただいたこと…本当にありがたく、子ども達にとっても良い経験になったと思います。帰ってきて、親がいなくても楽しそうにしていた様子に安心と少し寂しい気持ちもありますが、きっと少しでも成長できた子ども達がとても頼もしいです。

子どもB
たき火が楽しかった。カレーも美味しかった。生き物とふれあえたり川で遊べたらもっと楽しそうです。

 

母親C
子供達だけで初めての体験等出来たようで、楽しかったと言っていたのでも参加させて良かったと思いました。また同じようなイベントがあったらぜひ参加させたいです。ありがとうございました。

子どもC
火を焚く体験や木材を取る事が楽しかった。

 

母親D
親同伴ではないので、無事に一日を過ごすことができるのか不安もありましたが、満面の笑みで無事に帰ってきました。親同伴よりも一人で行ったことで、すごく成長して帰ってきたような気がします。話したいことがいっぱいあったようで、帰り道たくさん話してくれました。スタッフの方々がとても優しかったようで、また行きたいと言っていました。子供だけでこのような素敵な体験をさせていただき、ありがとうございました。

子どもD
また、行きたいくらい凄く楽しかったです。たくさんのお友達やお兄ちゃんお姉ちゃんと遊べて良かったです。ありがとうございました♪

 

母親E
この度は、日帰りキャンプに参加させていただき、誠にありがとうございました。帰宅した息子は、普段にも増して目がキラキラと輝き、「本当に楽しかった!また行きたい!」と、一日のできごとを夢中になって話してくれました。特に火おこしに苦戦したことや、自然の中で思い切り体を動かせたことなどが、とても印象に残ったようです。私自身、ひとり親なので、普段はなかなかこうした体験をさせてあげる機会がなく、親として心苦しく感じておりました。そんな中、皆様の手厚いサポートのおかげで、息子はたくさんの新しい経験をすることができました。5年生になり、少しずつ集団の中での役割や協力の大切さを学んでいる時期ですが、今回のキャンプを通して、自分のことは自分でやるという自立心も、育まれたように感じています。このような、ひとり親家庭にとって本当にありがたい支援イベントを開催してくださったことに、心より感謝申し上げます。皆様の温かいご支援のおかげで、息子にとってかけがえのない素晴らしい思い出ができました!これからも、こうした活動が続くことを心より願っております。末筆ではございますが、改めて感謝申し上げます。

子どもE
日曜日のキャンプの時は、焚き火や自炊をしたり、探検したりいろいろなことをしてとても楽しかったです。特に印象に残ったものは、探検の時にめちゃくちゃでかいススキを手に入れたことです。神社にお参りに行ったり、柿が落ちていたのを見つけた時も嬉しかったです。また今度キャンプがあったときには絶対に行きたいです。すごく楽しいキャンプに連れてってくれて、本当にありがとうございました!

 

母親F
この度は貴重な機会をありがとうございました。高学年でキャンプ経験もあったため、参加にあたって特に不安はありませんでした。学年が上がると子どもも忙しくなり、親もしっかりと遊びに付き合う余裕がないなか、久しぶりに自然のなかでのびのびとリフレッシュできたのではないかと思います。親とではなく友達と遊びたい年頃なので、子どもだけで参加するというのも良かったみたいです。

子どもF
料理を作る時に焚き火を起こすのが大変だったけど、うまく行った時はとても嬉しくて、ご飯も美味しかったです。また行きたいです。

 


 

先輩
・・・あかん、読むだけで泣けてくる。年取ったんかな。
20万円でこんなに喜んでもらえるなら、自分と友達の経営者と10万円ずつ出して、活動を応援したいわ。


ぜひぜひ!
とりあえず、ご自身でやってみてください。
信頼できるNPOをご紹介しますよ。
何か感じてもらえたら嬉しいです(^^)

~ 完 ~

 

Trusted By

ムハマド・ユヌス様

グラミン銀行創設者
ノーベル平和賞受賞者

公益財団法人 千本財団

第二電電(現KDDI)、イーモバイル(現ワイモバイル)創業者、レノバ名誉会長
千本倖生様

第二電電(現KDDI)
イーモバイル(現ワイモバイル)創業者 
レノバ名誉会長  千本倖生様

一般財団法人 
こどもたちと共に歩む会

第二電電(現KDDI)、イーモバイル(現ワイモバイル)創業者、レノバ名誉会長
千本倖生様

第二電電(現KDDI)
イーモバイル(現ワイモバイル)創業者 
レノバ名誉会長  千本倖生様

一般社団法人 
明日へのチカラ

ロート製薬創業家  
山田安廣様

一般財団法人
チャイルドライフサポートとくしま

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オートバックス創業家  
住野和子様

公益財団法人 
東京コミュニティー財団

東 信吾
Azuma Shingo

一般社団法人ソーシャルビジネスバンク
代表理事

 

【経歴】
1974年生まれ
大阪大学経済学部卒、大和銀行(現りそな銀行)、シティバンク、日本不動産研究所、UBS、クレディ・スイス(西日本地域の営業責任者)

社会活動家/プライベートバンカー/不動産鑑定士

大学生の頃よりプライベートバンカーを志向する。
UBSアジアパシフィック地域において7年連続「ドラゴンクラブ」を受賞。
2015年、「UBSサークルオブエクセレンス」を受賞。

2008年よりNPOのスタッフとして、タイ、ラオス、ミャンマー、カンボジアにおける社会貢献活動に参画。

2012年よりバングラデシュにて、グラミン銀行創設者でノーベル平和賞受賞者であるムハマド・ユヌス博士と自動車整備士養成プロジェクトを運営。

日本アントレプレナー大賞ソーシャルビジネス部門を創設(審査責任者)。
ソーシャルビジネスの普及活動に専念。


2022年より社会に「温かいお金」と「想い」を循環させることを目的に、一般社団法人ソーシャルビジネスバンクをスタート。日本で初めて金融商品仲介業を株式会社でなく、一般社団法人にて運営(組織形態及び定款は非営利徹底型)。


この法人では、

  1. 富裕層や企業オーナーを社会貢献活動の世界に導く
  2. 富裕層や企業の社会貢献活動をお手伝いする
  3. 金融商品仲介業務で得た法人利益から法人税納税後の内部留保の半分以上を、顧客の希望に即した社会貢献活動に充当する
自身は上記3事業を無報酬(ボランティア)で行っている。


【役職】 公益部門 8団体、企業顧問 5社

 

東信吾/azumashingo